横山美術館では、明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する企画展「超技の世界 ―瀬戸焼・美濃焼・名古屋絵付など―」を2019年1月11日(金)から期間限定で開催中です。
目次
企画展「超技の世界 ―瀬戸焼・美濃焼・名古屋絵付など―」
明治〜大正時代の日本では、驚くほどの技巧を凝らし多彩な装飾が施された陶磁器が制作され、海外へと輸出されました。
なかでも、愛知・岐阜・三重の東海3県では、瀬戸焼や美濃焼、名古屋絵付、常滑焼、萬古焼など、さまざまなな陶磁器が生み出され、海外でも多くの人に愛好されました。
瀬戸や美濃という一大窯業産地の陶磁器は、名古屋に集められ名古屋を拠点として世界へ輸出され、明治中期には、東海3県で日本の陶磁器生産額の半分以上を占め、最盛期の1929年には、7割を占めるまでになりました。
本企画展では、明治・大正時代に瀬戸、美濃、名古屋で作られたものの他に、東海地方の各産地で制作された陶磁器作品も紹介しています。
開催日 | 2019年1月11日(金) ~ 5月19日(日) |
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開館時間 | 10:00 〜 17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館) |
入館料 | 一般 1,000円(800円) 高・大学・シニア65歳以上 800円(600円) 中学生 600円(400円) 小学生以下 無料 ( )内は団体(20名以上)の場合 |
後援 | 名古屋市教育委員会 / 瀬戸市 / 多治見市 |
染付蛙図花瓶川本桝吉(瀬戸焼)
西浦焼釉下彩花図花瓶西浦圓治(美濃焼)
上絵花鳥図花瓶松村九助(名古屋絵付)
朱泥雀竹図花瓶松本重信(常滑焼)
花鳥図花瓶堀友直(萬古焼)
関連イベント
- 講演会 「―やきもの王国― 東海の超技の世界」 (要事前申込)
近代国際陶磁研究会で顧問を務める高木先生から、東海地方の明治時代の陶磁器生産の高度な技術について、お話しいただきます。 - 絵付け体験「レリーフ皿に春の小花を描こう」 (要事前申込)
名古屋絵付の絵柄をモチーフに、レリーフ皿に絵付体験ができます。 - 学芸員による作品解説を実施します 事前申込不要、要入館料
以下の日程で、学芸員による作品解説を行います。(各日 13:30~ 14:30頃)
開催日 2019年2月2日(土) / 2月16日(土)
2019年3月2日(土) / 3月16日(土)
2019年4月6日(土) / 4月20日(土)開催場所 横山美術館展示室 内容 4階の企画展と1階〜3階の常設展を合わせて、1時間程度を予定しています。
横山美術館 概要
法人名 | 公益財団法人 横山美術館 |
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所在地 | 名古屋市東区葵一丁目1番21号 横山美術館 |
設立 | 2015年9月 |
情報提供: PRTIMES(公益財団法人 横山美術館)