約140品種の桜が鑑賞できる関西でも屈指の桜の穴場スポットである京都府立植物園で、「桜ライトアップ2019」や「桜散歩」などのイベントが間もなく開催されます。
京都府立植物園では、来園された方にとっての憩いの場として、また、教養の場として他の地域や植物園では見ることができない、多くの貴重な植物を保有しています。
目次
京都府立植物園 園内の桜について
園内の桜の品種は、多様な品種の栽培・展示に努め、現在約200品種まで増えました。
今回、一般のお客さまにはこのうち140品種をご覧いただくことができるようになりましたので、ぜひ、関西屈指の規模を誇る桜の鑑賞を楽しんで下さい。
桜ライトアップ2019 開催概要
開催期日 | 2019年年3月25日(月) ~ 4月7日(日) 日没後(18:30頃) ~ 21:00 入園は20:00まで 通常は、17:00に閉園となりますが、イベント期間中は、21:00まで延長 |
---|---|
開催場所 | 京都府立植物園 「桜林」エリア 京都府京都市左京区下鴨半木町 京都府立植物園 |
内容 | 約7,000㎡の敷地の中の約250本の桜をライトアップします。 鑑賞する時期によって、ソメイヨシノやヤエベニシダレなど、長期間にわたって、異なった品種の夜桜を楽しむことができます。 |
桜散歩 開催概要
開催期日 |
4月8日(月) ~ 5月19日(日)の期間は、春の開園時間延長のため、通常17:00に閉園となりますが、18:30まで延長 (入園は18:00まで) |
---|---|
開催場所 | 園内の桜品種見本園を中心としたエリア 参加希望者は、13:00 または 17:00 に植物園会館前に直接集合して下さい。 |
内容 | 植物園の職員が園内の桜をご案内します。 紹介する桜は、その日によって異なります。 |
京都府立植物園内の桜の特長
特長の1つ目は、なんと言っても長期間にわたって桜が楽しめます。
通常、桜の鑑賞期間は、1週間程度ですが、京都府立植物園では早咲き 〜 遅咲きと多くの品種がありますので、3月中旬から4月下旬まで長い期間、桜の開花を楽しむことができます。
特徴の2つ目は、花びらが何百枚もある「兼六園菊桜」や、黄色の花が咲く「鬱金」(ウコン)、緑の花が咲く「御衣黄」(ギョイコウ)、江戸時代から京都で栽培された歴史ある品種など、ここでしか見られない珍しい桜がご覧いただけます。
ソメイヨシノの古木
1961年(昭和36年)に、再開園となった時に植栽されたと推測される古木です。
衰えて朽ちた古い幹の中から新しい枝が伸びる力強さに、園の歴史を感じることができます。開花時期: 4月上旬 / 場所: 桜林(正門北)
鬱金(ウコン)
江戸時代中期から、「黄桜」(キザクラ)、「黄金桜」(コガネザクラ)、「浅黄桜」(アサギザクラ)などの別名でも記録のある歴史ある品種です。
淡い黄緑色の花弁がショウガ科のウコンの根で染めた色に似ていることが名前の由来です。開花時期: 4月中旬 / 場所: 桜品種見本園(北山門前)
御室有明(オムロアリアケ)
京都市右京区の仁和寺(御室御所)で栽培される御室桜は一重から八重咲きまであります。これらのうち半八重のものが御室有明と呼ばれており、江戸時代から続く京都の伝統的な桜です。
開花時期: 4月中旬 / 場所: 桜品種見本園(北山門前)
京都府立植物園 施設概要
施設住所 | 京都市左京区下鴨半木町 電話: 075-701-0141 |
---|---|
入園料 | 一般 200円 / 高校生 150円 / 中学生以下 無料 70歳以上の方(要証明提示)と障害者手帳提示の方は無料(温室観覧料を含む) |
開園時間 |
|
情報提供: PRTIMES(京都府)