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若武者の手綱さばきとともに馬が急坂を駆け上がる多度大社の「上げ馬神事」開催

上げ馬神事

三重県桑名市では、700年の伝統がある「上げ馬神事」を多度大社にてGW期間中の2019年5月4日(土)から2日間にわたり開催します。

馬にまたがった若武者が馬とともに高さ約2mの急斜面の土塁を一気に駆け上がる姿は圧巻です。

多度大社 上げ馬神事(多度祭) 開催概要

多度・小山・戸津・北猪飼・猪飼・力尾地区の氏子の中から選出された青年が馬の騎手(6名)となリます。
2019年に限り、猪飼地区は事情により上げ坂行事のみ不参加となります。

騎手たちは、約1ヶ月練習に励み陣笠に裃姿で神事に挑みます。
かつては、この神事の結果によって、その年の稲の出来(豊作/凶作)や植え付ける稲の品種(早稲 / 中手 / 晩稲)を占っていました。

陣笠に裃姿で神事に挑む

タイムスケジュール
5月4日(土) 5月5日(日)
  • 8:00 例祭前日祭
  • 9:30 騎射馬乗込
  • 11:00 馬場乗(ばばのり)
  • 11:30 坂爪掛(さかつめかけ)
  • 13:00 上げ坂(10回)
  • 15:00 騎手と神職の盃
  • 16:00 須賀馬場乗
  • 21:30 鞭祭り
  • 6:00 御例祭
  • 10:30 騎射馬神児乗込
  • 11:30 馬場乗(ばばのり)
  • 13:00 神児迎え式(ちごむかえしき)
  • 14:00 上げ坂(上げ馬5回)
  • 15:30 楠廻りの行事
  • 16:00 神輿渡御(みこしとぎょ)
  • 16:00 御旅所祭典 / 流鏑馬 / 神輿還御
開催期間 2019年5月4日(土) 〜 5月5日(日)
開催場所 多度大社
三重県桑名市多度町多度1681番地
多度大社
アクセス
  • 自動車
    東名阪自動車道 桑名東ICより10分
  • 電車
    名古屋駅 〜 桑名駅 〜 養老鉄道 多度駅
    多度駅からは徒歩で約1.5km
お問合せ 電話: 0120-37-5381

多度大社の「上げ馬神事」の歴史について

多度大社の「上げ馬神事」の歴史は古く、南北朝時代の暦応年間(1338 ~ 1341年)に始まったとされており、700年以上の伝統があります。
しかし、元亀2年(1571年)に織田信長による焼き討ちのため、記録が焼失し正確な情報は残念ながら残っておらず、祭りの起源については明らかになっていません。
その後、祭り自体も執り行われなくなりました。

関ヶ原の戦の後、1601年に徳川四天王の一人である「本多忠勝公」が桑名城主として着任されると、神社の再興及び神事の復興に尽力され、今日に至ります。

この神事は、古くより農作の時期や豊凶を占っていました。
神事で馬が多く上がれば、その年は豊作、少なければ凶作とされ、また稲作の品種も占われており、最初の方の馬が上がれば「早稲(わせ)」、中頃であがれば「中手(なかて)」最後の方であれば「晩稲(おくて)」の苗を選ぶと良いとされてきました。
最近では、馬の上がり具合によって景気のよしあしも占われているようです。

現在の神事は、江戸時代の1794年(寛政六年)にその内容を記した大祭御神事規式簿とほぼ変わらない姿で受継がれています。
1978年(昭和53年)には、三重県無形民俗文化財に指定されました。

情報提供: PRTIMES(株式会社ポニーキャニオン)