京都水族館では、京都の里山を再現した自然空間で、田植えや稲刈りなどの稲作を通して里山の魅力を楽しんだり、その中でいのちや食べ物について学ぶ体験プログラム「里山教室2019 ~里山で遊ぼう~」を、開催します。
目次
里山教室2019 ~里山で遊ぼう~ 開催概要
このイベントは、京都水族館が京都の里山を再現した「京の里山」エリアにて7年連続で開催しているプログラムで、生き物観察や春の田植えから、秋の稲刈りや脱穀・精米後のしめ縄づくりまで5回にわたり実施しています。
苗を1本ずつ手で植えることで、昔の人々の田植えの苦労を体験しながらお米を育てる過程を学んだり、自然やいきものの暮らしを自分の目で観察します。
自然環境の中で「遊ぶ」ことで、すくすくと育つ稲が風に揺れる音や水の音に耳を傾けたり、「水」「いきもの」「食物」そして「人とのつながり」を感じ、それぞれの大切さをより深く学んでいきます。
今年の里山教室では新たに、お米の収穫後に季節や文化を感じる体験プログラムとして、稲わらを使った「しめ縄づくり」を行います。
各プログラムの後には「京の里山」を眺めながら実際におにぎりを味わいます。(「いきもの観察編」と「稲わらを使ったしめ縄づくり編」は、おにぎりの提供はありません。)
また、おにぎりに使用する米は「京の里山」で実際に収穫したものとは異なります。
開催日時 |
各回募集と抽選を行います。 |
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開催場所 | 京都水族館 「京の里山」ゾーン 京都府京都市下京区観喜寺町35-1 一部のプログラムは場所を変更する場合があります 京都水族館 |
参加料金 | 無料 (別途、京都水族館への入場料が必要) |
定員 | 各回25名 |
参加対象 | 小学校1年生以上で京都水族館年間パスポートをお持ちの方 (参加当日有効なもの) |
参加申込 | 京都水族館 公式サイトから事前申し込み 各イベントの実施日時・内容は予告なく変更する場合があります。イベントの詳細については、京都水族館 公式サイトで確認してください。 |
里山で遊ぼう! ~田植え編~
【開催日時】 2018年5月18日(土) 10:00 〜 12:00
水が張られた田んぼに入って、泥の感触や冷たさを感じながら、稲の苗を一株ずつ手で植えていきます。
スタッフから苗と苗の間隔や植える深さなどのコツを聞き、苗が稲に成長しお米が育つようすをイメージして田植えを行います。
泥の感触を確かめながら、田んぼに苗を植えていきます。
里山で遊ぼう! ~いきもの観察編~
【開催日時】 2018年7月13日(土) 10:00 〜 11:30
夏の日差しを浴びてぐんぐんと育つ青々とした稲のまわりや、「京の里山」を流れる川や池の中をじっくりと観察します。
里山を中心とした自然環境の中にどのようないきものが暮らしているのかを学んで行きます
川や池の中にどんな魚や昆虫がいるのか、見つけよう!
里山で遊ぼう! ~稲刈り編~
【開催日時】 2018年9月7日(土) 10:00 〜 12:00
頭を垂れるほどたわわに実った稲を、鎌を使って刈り取リます。
刈った稲の束を持ち運ぶ際の稲穂の重さなども感じながら、「はざ掛け」と呼ばれる乾燥作業までを体験します。
たわわに実った稲穂を鎌を使って刈り取ります。
里山で遊ぼう! ~脱穀・精米編~
【開催日時】 2018年9月21日(土) 10:00 〜 12:00
昔ながらの機械である千歯こきや唐箕(とうみ)を使って、稲をもみ殻・玄米・ちりなどに選別します。
力や手間のかかる作業で、食べ物作りの大変さを実感しながら、苗が白米になるまでのおよそ4カ月にわたる経過を実感することができます。
いよいよ、稲作の最後の工程となる脱穀や精米を体験します。
里山で遊ぼう! ~稲わらを使ったしめ縄づくり編~
【開催日時】 2018年11月30日(土) 10:00 〜 11:30
収穫した稲わらを使って新年が良い年になるよう祈りを込めて「しめ縄」を作ります。
「しめ縄」は家内安全・厄除けのご利益があるとされており、正月に家に飾る風習があります。
収穫後の稲も大切にリサイクルして使う昔の知恵と慣習を体験します。
情報提供: PRTIMES(オリックス株式会社)